2018/9/28
大切な我が子だからこそ、きちんとしつけたいと考えるのは飼い主様なら当然のこと。とはいえ、本や雑誌にはいろいろなしつけ方があり、混乱してしまっている方も多いのでは。こちらでは、春動物病院が犬の正しいしつけ方についてご紹介しています。きちんとしつけて、トイレや散歩がしっかりできるいい子に育てていきましょう。また当院ではしつけアドバイスも行っていますので、何かお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。
「叱る」「褒める」でしつけよう。
犬は自分の行動に対してとった人の態度で学習していきます。たとえば……
「フローリングでおしっこをする→叱られる→悪いこと」
「トイレシーツでおしっこをする→褒められる→良いこと」
このような具合です。ここで重要なのが、正しい叱り方・褒め方かどうか。正しく「叱る」「褒める」ことで学習が促されますし、そのなかで犬は自然と飼い主様をリーダーだと認めます。逆に間違った方法で叱ったり褒めたりしてしまうと、犬は正しく学習してくれず、さらには見下されてしまうこともあるので、よく注意しましょう。
正しい叱り方のポイント
・目を見て低い声で叱る
ただ「ダメ」「コラ」というだけでは、犬は「かまってくれている→良いこと」と学習してしまうこともあります。いけないことをしたと認識させるためには、目を見ながら低い声で叱りましょう。ちなみに、ぶったり叩いたりするのはNG。人間の子どもと同じように、犬のしつけにも体罰は厳禁です。